ご注文前にお読みください
スクリーンプリントについて
スクリーンプリントとは
「スクリーンプリント」「シルクスクリーンプリント」は、版を使用してインクをウェアやグッズに直接プリントする方法です。
版を作成するため、1色ごとに別々の版が必要なので、通常は製版代として1版あたり数千円必要になることが多いですが、PRINTEEZでは同デザイン10着以上で製版代無料のサービスを行っております。ただし、9枚以下の場合のみ、下記の追加料金がございます。
9枚以下新規製版時: 1版あたり2000円の製版代が必要です。
9枚以下追加注文時: 1版あたり1000円の色変え料金が必要です。
※デザインシミュレーターでご注文の場合は印刷区分を変更いただくと上記金額が自動で加算されます。(詳しくはご注文方法 / 加工料金・追加料金についてをご覧ください)
スクリーンプリントの特徴
・最も一般的で仕上がりも綺麗な人気のプリント方法です。
・同じデザインで大量の枚数が必要の際におすすめです。
・色あせが起こりにくく、洗濯後の耐久性があります。
・インクの種類が豊富にありますので、ご希望色でのプリントが可能です。
・PRINTEEZでは半永久的に追加生産時の版代はかかりません(原則として同素材/同位置)。
・1カ所のプリントカラー1色に対して1つの版が必要です。
・9枚以下でのご注文の場合、1版¥2,000が必要になります。
・縫製部分や端ぎりぎりなど、位置によっては加工ができかねます。
・ポリエステル素材の商品では、日が経つにつれ、プリント面に生地色が浮き出る「ブリード(逆昇華)現象」が起こる可能性がございます。
スクリーンプリントの最大印刷サイズ
原則、W350mm×H400mm以内ですが商品によって異なりますので、商品詳細をご覧ください。
スクリーンプリントの注意点
・塗りは1pt(0.35mm)以上、抜き2pt(0.7mm)以上でのデータ作成を推奨しています。それ以下の太さは、潰れたり綺麗に表現できない場合がございます。上記の数値以下でのご入稿による潰れやカスレは返品対象外です。
・網点印刷も可能ですがその場合は実寸大データで300dpi以下、線数は40線以下でご入稿ください。また、念の為、網点処理前のオリジナルデータもご一緒にご入稿ください。
・プリント色について、PCやスマホのモニターでは色域の広いRGBで表現しますが、実際のプリントは色域の狭いCMYKで表現します。そのため、RGB色域の鮮やかな色はCMYKでの近似色に置換されることになります。 またRGBで作る色は光の掛け合わせですがCMYKで作る色は実際のインクの掛け合わせになりますので、ご希望の色よりも発色度合や色彩度・明暗度等が異なってプリントされることがあります。また生地の種類によっても仕上がりカラーに差異が生じます。
Tシャツ線幅テスト
インクについて
インクは下記の一覧からお選びいただけます。
現在は特色インク・調色インクでのプリントは不可ですが今後対応予定です。
位置指定に関して
1 .高さの指定について
スクリーンプリントの場合、首元のリブの下端からの寸法でご指定ください。上端からの指定は、リブの個体差により位置のズレが生じる可能性があるため、返品交換対象外となります。厳密な位置指定を行いたい場合は、リブ下端からの距離での指定をお願いします。
胸位置の指定につきましては、首リブ下端からデザイン中央までの距離並びに、首リブ中心からデザイン中央までの距離をcm単位にてご指定ください。手作業での位置合わせとなりますため、最大1cm程度の差異が生じる場合がございますので、誤差範囲を考慮の上でのご注文をお願い致します。
3 .左右端の加工位置について
デザインを縫製部に寄せる場合は、最も近い縫い目からの寸法をご指定ください。
Tシャツの前面と後面でデザインを重ねる位置での合わせ作業は、平置きと着用時の位置の差異、個体差の影響でズレが発生しやすいため、受け付けておりません。
インクジェットについて
インクジェットプリントの特徴
・直接衣類にインクをプリントするため、柔軟性や色の表現力に優れています。
・1枚から製版代不要で注文可能でございます。
・最高1200dpiでプリントされるため、プリントの精度が高く、細かいデザインやグラデーションを綺麗に表現することができます。
・デザインをデジタルデータで作成することができますので、フルカラーのデザインでも容易にプリントすることができます。
・ホワイトインクを使用すれば濃色生地にもプリントが可能となります。
・ホワイトインクがない場合、染み込みプリントのような柔らかい風合いに仕上がります。
・ホワイトインクを使用すると、ラバープリントのようなしっかりとした風合いのプリントに仕上がります。
・ナチュラルやグレーなど淡色系生地では、処理剤の跡が強く残ることからホワイトインクジェットプリント加工はできません。DTFプリントでの加工となります。ただし、DTFプリントでは1mm以下の線幅はプリントされませんので予めご了承ください。
▽インクジェットプリントの加工サイズ
原則下記の通りですが商品によって異なりますので、商品詳細をご確認ください。
W350mm x H400mm
▽ご入稿時の注意点
・1mm以下の幅のオブジェクト(線や文字含む)や1mm以下の隙間は、つぶれや擦れが生じる可能性がございますので、ご注意ください。
・ホワイトインク無しの際にデザインデータで白に指定された箇所は、無色の仕上がりになります。淡色系生地色のアイテムで白を表現されたい場合は、今後導入予定のDTFプリントをご利用ください。
・画像編集ソフトで背景画像を除去する場合、丁寧に除去してください。僅かでも濃度が0%ではないデータがあると、加工機が反応してプリントされてしまい、ご希望通りの仕上がりにならない可能性がございます。
・ご入稿データに不要なデータが残っている場合は必ず削除してください。当該データの要不要を判断できないため、不要なデータがプリントされてしまう恐れがございます。
・パスを含むデータや、スウォッチ登録したパターン柄などの効果を使用したデータは、必ずラスタライズしてください。。Adobe Illustratorなどのグラフィックソフトを使用し、パスを含むデータやスウォッチ登録したパターン柄などの効果を使用したデータでラスタライズ(1枚の画像データにすること)をしていない場合、ご希望の仕上がりにならない可能性があります。
・インクジェットプリントで使用する画像は実寸で200dpi以上でご準備ください。写真データやイラスト画像データ等を実寸以上に引き伸ばして使用すると、仕上がりが粗くなる場合がございます。
・白色、金色、銀色、蛍光色、特色はプリントできません。また、加工機特性上、段差のある箇所は正しくプリントできない恐れがございます。
・生地に直接プリントするため、生地色の影響を受けやすく、白地以外のアイテムでご希望の色との差異が生じることがございます。濃色生地へのプリントは色再現性が低くなりますので、色再現性を求める方はホワイトインクジェットプリントをご利用ください。
・同じデザインで入稿いただいた場合でも、温度や湿度、加工機の個体差により仕上がり色に違いが出る場合がございます。
▽ホワイトインクを使用する場合の追加の注意点
・白インクのぼかし効果やグラデーションは原則的に使用できません。不透明度100%未満のデータ部分でも白下地がはっきりとプリントされてしまうため、透過処理によるぼかしやグラデーションが表現できません。また、辺や線が垂直または水平ではなく、低解像度の画像でアンチエイリアスがかかっている場合は、当該箇所も白下地がプリントされ、下地が表出することがあります。
・プリントしたくない背景画像は、注意して除去してください。画像編集ソフトで自動選択ツールで背景画像を選択して除去する場合、背景の選択が十分ではなく、背景画像データが残ってしまうことがあります。また、アンチエイリアスがかかっていて半透明部分が残ることがあります。僅かでも濃度が0%ではないデータがあると、白の下地がついてしまい、仕上がりがご希望通りではない結果になる可能性があります。
・不要なデータは必ず削除してください。入稿データに残っていた場合でも、当該データの要不要を判断できないため、そのままプリントしてしまいます。例えば、デザイン作成時にデザイン確認のためにブラックの背景をつけていた場合、そのままブラックのボディに入稿すると、背景色のついたデータのままプリントされてしまいます。
▽白インク・処理剤について
・白インクを使用したプリントにおいては、プリント前に必ず濃色処理(前処理)が必要です。
・また、白インクを使用する場合や濃色のTシャツにプリントする場合は、1箇所につき追加料金として600円が必要です。
・前処理として、まず「前処理剤」を塗布し、次にプレス機による熱処理加工を行います。このため、製品の仕上がりには、前処理剤のシミや熱処理の跡が若干残ることがあります。
・濃色処理を施した商品については、納品後に速やかにお洗濯を行い、前処理剤を落とす必要があります。
・ホワイトや淡色系のボディカラーについては、商品にかかわらず、濃色処理の跡が強く残り、お洗濯しても落ちない恐れがあるため、断りなくDTF(オンデマンド転写)での加工となる場合がございます。
・その他商品によっては、濃色処理ができずDTFでの加工になる場合があります。詳細については、お気軽にお問い合わせください。
・洗濯については、基本的には白インクの前処理跡が残った状態での納品となります。
・納品後すぐにご使用、または販売を予定されている場合は、1枚あたり200円にて弊社での洗濯も承ります。
・選択やタンブラー乾燥機によってシワや縮み、毛玉が生じることがあります。あらかじめご了承ください。
・何度かのお洗濯によって徐々に前処理跡が解消され、目立たなくなりますが、ボディカラーによっては前処理痕が強く残る場合があります。
・プリント部分への摩擦による剥がれや色落ちを防ぐため、手洗いにて洗濯されるか、プリント部分をもみ洗いしないで裏返しネットに入れてお湯で洗濯してください。
・お湯での洗濯によって、より綺麗に前処理痕が解消されますが、一度の洗濯では濃色処理跡が完全に落ちないことがあります。
・前処理跡による返品や再製作は承りかねることを、あらかじめご了承ください。
・プリントのムラについては、塗りの面積の広いベタのようなデザインに濃色処理をする場合、均一な仕上がりにならず、霜降りのような毛羽立ちやムラが生じることがあります。なお、塗り面積の狭い、色数の多い細かいデザインの場合は目立ちません。デザインを作成いただく際には、ご注意ください。
刺繍について
PRINTEEZでは、コンピュータ制御の自動刺繍機を使用した機械刺繍を行っています。データ作成代金などはいただいておりませんので1枚からご注文可能です。多くの種類の糸を使えるため、多様なカラーバリエーションも可能です。
弊社では指定がない限り、原則、線幅が1mm未満の線は走り縫い、1mm以上の線はサテン縫いもしくはタタミ縫い、塗りはタタミ縫いで刺繍いたします。
隙間が1mm未満の場合には、仕上がりの品質を保持(補強)するために「つなぎ糸」が発生することがございます。つなぎ糸が発生いたします場合でも、最も近しい箇所同士が繋がるよう、自然な仕上がりを目指しておりますが、つなぎ糸のない仕上がりをご希望の際には、デザインとデザインの間隔を1mm以上空けていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
走り縫いで表現ができる場合を除き、線幅並びに隙間が1mm未満の箇所が含まれるデザインは原則刺繍加工をお断りしています。特に文字に関しましては14 pt(高さ約5mm)以下の場合は可読性を担保できませんため、原則お断りしています。ご了承ください。
▽刺繍の特徴
・刺繍は糸の刺し込みでデザインを表現しますので細かいデザインの再現には不向きです。
・Tシャツなどの伸縮性のある生地では線幅は3mm以上(推奨5mm以上)抜き線は2mm以上のデザインを推奨しています。
・耐久性が高く、糸を織り込んだ構造でできているため、洗濯や使用による摩耗にも強く、スクリーンプリントやインクジェットプリントに比べ長期間使用することができます。
・綿やポリエステルはもちろん、厚手の素材や小さなアイテムにも適用できます。
・デザインの自由度が高く、個人の名前やイニシャルなどを刺繍することもできます。
・小ロットからでも低コストで製作が可能で、個人や小規模なビジネスでも手軽に刺繍加工を利用することができます。ただし、サイズによっては、コストが上がる場合があります。
▽刺繍の加工サイズについて
原則下記の通りとなりますが、商品によって異なりますので商品詳細をご覧ください
Tシャツ類:W80mm×H80mm
スウェットなどの厚物:W80mm×H80mm、W160mm×H160mm
▽刺繍の枠跡に関して
刺繍をする際には、Tシャツやスウェットなどの衣類に専用の枠をはめてミシンにセットします。弊社では枠の跡の残りにくい特殊な枠を使用していますが商品によっては枠の跡が残ることがあります。
出荷前には、目立たないようにできるだけ処理していますが、薄く残ってしまうことがあることをご了承ください。商品が届いた後、お洗濯によって枠の跡はほぼ完全に解消されます。
弊社では、1枚あたり200円で洗濯サービスも行っています。納品後すぐにご使用や販売を予定されている場合は、弊社での洗濯を検討してください。
洗濯によって多少の縮みやシワが生じることがありますので、予めご了承ください。タンブラー乾燥機を使用するため、縮みや毛玉が発生することがありますので、ご了承ください。
▽刺繍位置のずれに関して
弊社では、刺繍の位置決めにカメラ読み取りを使用していますが、衣服の個体差やミシンの仕様などにより、1mm〜5mm程度のズレが生じる場合があります。
また、フロント中央(胸部)への刺繍位置については、通常、首元(襟元)のリブの中心を基準に制作・加工しています。ただし、衣服全般には個体差があるため、首元のリブの中心位置が身幅(横幅)の中心位置と一致するわけではございません。そのため、フロント中央への刺繍デザインに対して、身幅の中心を基準に測定した場合、最大で5mm程度の誤差が生じることがあります。
弊社では、刺繍位置の基準として首元のリブを使用し、刺繍加工を行っていることをご了承ください。
▽塗りと線のズレについて
・弊社では指定がない限り、原則、1mm未満の線は走り縫い、1mm以上の線はサテン縫いもしくはタタミ縫い、塗りはタタミ縫いで刺繍いたします。
・14 pt(高さ約5mm)以下の文字は刺繍できません。
・線と塗りのあるデザインにおいては、ズレが生じる可能性があることにご注意ください。
・ズレの大きさは、線の細さや塗りの範囲の広さ、生地の柔らかさや薄さ、使用される刺繍糸の色数に比例します。
・Tシャツなどの伸縮性の強い素材は、塗りの面積が多い刺繍には不向きであり、ズレやデザインの歪みが生じることがあります。
・塗りの面積が少なく、線幅の太いデザインを推奨しています。
▽細かい刺繍の潰れについて
・刺繍加工は、デザインをそのまま再現することが難しく、特に細い線幅や複雑なデザイン、点描やドット、グラデーションなどの細かいデザインを再現することに不向きです。
・線幅が太めでシンプルなデザインが、刺繍加工に適しています。これによって、より綺麗な仕上がりを実現できます。
・刺繍加工で使用される糸の種類や色数によっても、細かい刺繍の潰れが生じる場合があります。
・刺繍デザインの制作時には、加工前にサンプルを作成して確認し、必要に応じて微調整を行うことが重要です。
▽デザインに関して
・商品の生地のやわらかさや厚みによって、刺繍の線幅の推奨サイズは異なります。
・伸縮性がなく、しっかりとした生地への刺繍をご希望の場合は、線幅の太さは最低1mm以上(蓄光糸の場合は2mm以上)でデザインしていただくと、より美しい仕上がりになります。
・一方、スウェット、Tシャツ、ソックスなど、伸縮性の高いやわらかい生地への刺繍をご希望の場合は、線幅の太さは最低でも2mm以上でデザインしていただくと、より美しい仕上がりとなります。
▽刺繍糸色について
刺繍糸色は現在、下記から5色お選びいただけます。
6色目以降に関しましては1色¥200で最大10色(5色+5色)まで追加可能です。
刺繍加工の場合は色変え料金はございませんので1枚ずつ色を変更していただくことも可能です。
今後、蓄光色などを追加していく予定です。